幸せの線路道/
梨玖
目を開ければ猛暑の様に
温いものばかりが私に入り込んでくる
地下鉄の線路に立つけれどアナウンスは同じ事ばかり
『黄色い線の内側に立って下さい。貴女の脳ミソは異常です。』
私の聞こえる音声が異常です
金切り音ばかりにしないで 非 はもう溢れている
笑いもたまに聞こえるけど
乾いた声のなんて多いこと
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