チンカス詩人への「あて付け散文」。/小野 一縷
 
何故に詩という詩人にとって最も
その存在を証立てするものを
便利な道具として使うのだろうか。

「あなたが嫌いです」

何故メールなり私信なりで直に言わないのか。
それを言う度胸の無い小心詩人の数の多さ。
何十回と、俺はそんな「あて付けポエム」を読んできた。

いつものことである。

詩の奥深さを装い、また曖昧さに、イヤミを仕込んだ詩を
恥もなく投稿する小心詩人の数の多さ。

詩の投稿サイトには、必ずこういうヨドカスがウヨウヨいる。

「あなたの詩が嫌いです」

それを言うことのできない小物詩人。

俺が言ってやる。

詩ねよ。
もう、詩をそんな手前
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