オロオロしながら泣きながら描く祈りの詩/
涙(ルイ)
そういうものだと
私も信じているから
無責任なことばかり云って
本当にごめんなさい
あの瓦礫の山が片付く頃にはきっと
流した涙も乾いていることでしょう
先のことは
それから考えたって
まったくもって遅くはないのだからと
あなたが私を目覚めさせてくれたから
いまはただ そのことだけ
そのことだけを
声を大にして云わせてください
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