詩人から詩人へ 2 / 掛川 享嗣 氏 to 岡崎 よしゆき氏/小野 一縷
言葉・詩は、高揚に逆らって下方へ構築されてゆく。
その「深淵」の透明度は、凄まじく高い。
また色彩豊かなモザイク技法で描かれたかのような詩には
読み手の「視・聴覚」を惑わす効果がある。
風、水、波といった透明感のある言葉達の隙間に
組み込まれる記憶・デジャヴュ・夢・幻。
詩、アフォリズム・散文的エッセィ等、言葉・認知の力で何処か(彼岸)と此処を彷徨う
岡崎さんの知的ストイシズム・探求心に圧倒されます。
「花束の崩壊」
http://homepage2.nifty.com/okazakiyosiyuki/index.htm
残念ながら、サイト閉鎖したようです。
ただ「岡崎さん」という、素晴らしい詩人がいたことは確かです。
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