詩人から詩人へ 1 / 掛川 享嗣 氏 to 木立 悟 氏/小野 一縷
 
瑞々しく淡い光。
柔らかな黄金と緑と午後の黄昏。
風と光が静かな歌声で話し合っているのが聞こえる。
詩だけが引き出せる言葉の葉脈、その息遣い、温度、色合い。
まるで預言のような神秘性にも満ちて。
生命力を(それが例え儚いものでも)其々の詩は有している。
分散された季節の旋律、季節のアルペジオ。その柔らかな構築の美しさ。
詩句の間に流れ・詩情が自生する「生きた詩群」がここにあります。
「詩の美しさ」に心を打たれたいなら
是非 木立さんの詩を体験してみることをお薦めします。


「午後の子・黄金の子」

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