目的 ー道6ー/……とある蛙
歩き始めの段階、道は同じ眺めのため選択間違いはよくあるのですが、間違いだと気づいても引き返す勇気がないため、どんどん先へ行ってますます道に迷ってしまうことがあります。特に最初選択した道が平坦で歩きやすい道などなおさらです。
歩いてきた道は
とても平坦で
全ての球体が静止している
歩いてきた道は
とても綺麗な道で
石ころ一つ無く、舗装れている。
歩いてきた道の先は
とても輝いていて
希望の光が満ちあふれていた。
歩いてきた道では
常に前を向いて
後ろを振り返ることも必要もなかった。
歩いてきた道の沿道には
鈴なりの多くの人たちが
歩いている我々を賞
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