Favorite Friend /
服部 剛
今も変わらず君は舞台に立ち、故郷の燃え
たぎる夕陽の耀きを、客席の一人ひとりの
胸へ、放射する。僕が最も弱っていたあの
日、濁らぬ瞳できらきらと「君は素晴らし
い」と言ってぽん!と背中を押してくれた
掌のうた・・・君が舞台で( LOVETODAY )
と全心で叫ぶ時、僕等の今日という日は、
あの山間の揺らめく夕陽に、染まるだろう。
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