『決別のとき』/座一
ずっと抱え込んでいた
薔薇の香りの生ごみを
思い切って 捨てましょうや
上空の毛細血管が
寒いよって 痺れてて
まだまだ痛々しいけれど
見えない未来に 泣いたっていいじゃんか
飛んでいく風たちを ゆるしてもいいじゃんか
夕ぐれのジュースを飲みな
あたし 今 自分を受け入れてんだ
昼間の月を見な
1mmも動けない 自分を笑ってやんだ
待ってたって 何も起こりゃしない
自分という船を動かしているのは 自分自身のかじ取りさ!!
寒さに身をちぢめて それでも見れるのが希望なら
おせっかいな春風も うざったくないほど 信じられる
そんなふうに感じたとして
何が悪いんだよ あたしの人生!!
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