青い海と灰色の砂/
洋輔
地球の端を見つめて歩く
犬を連れた二人がいる
灰色の砂は僕らの罪を表しているようで
青い海は僕らを許してくれているようだ
僕らの傲慢さで
この地球がモノクロへと変わっていく
それが僕らの罪
はたして僕らは
この海さえもグレイに染まったとき
生きていられるのだろうか
生きていていいのだろうか
戻る
編
削
Point
(1)