青い海と灰色の砂/洋輔
 


地球の端を見つめて歩く
犬を連れた二人がいる
灰色の砂は僕らの罪を表しているようで
青い海は僕らを許してくれているようだ

僕らの傲慢さで
この地球がモノクロへと変わっていく
それが僕らの罪

はたして僕らは
この海さえもグレイに染まったとき
生きていられるのだろうか
生きていていいのだろうか









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