しょっとかい/
十二支蝶
るやは火のなか 呼吸世界はふけだらけ
紐や動物たちの声がする 鳴いて転がる髪の夕食へ
いっしょうなんてなんてないさ
この背があるもの
つづみの底よ もし山の緑に色があるなら
精と代えてほしい さびて転ずる土壁になる
るやは間のなか なかぐろへより添う
るやは火のなか 身のなか
紐や動物たちに声がする
いっしょうなんてなんてないさ然う
この背があるわら
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