は風がやむうえを歩く/十二支蝶
 
星とのあいだに うえを仰いで生きているから
ちを
ながれていく破れていく
われていくその中へ考えつくう

旅は疲れ きいろをもっているようだ
間違いじゃない 私は知っている知識を
風がやむうえを歩く つめこんでいるにしか すぎない

今年も月も宜しく出汁をつくりましょうか
縦書きにかきましょうか
叩いている指へ 私は知っている知識を
風がやむうえを歩く 出しているにしかすぎない


るぐ蜘蛛を わずわらさ
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