とっとと落選したい公募応募らいふ。/小池房枝
感を遠く遠く垣間見ることが出来たような、そんな心持ちさえ覚えました。
ただ、葉書も原稿用紙もボールペンで書きますから、間違えたら書き直し。一字ぐらいならホワイトでも、二箇所も間違えたら修正液だらけなのは自分がいやですし、パソコンで打ってるときのように無限の推敲はできません。裏紙をホチキスで閉じた何でもノートから原稿用紙に荒く書き抜き手を入れ下書きを作り清書の段階で尚、ひとは書き損じをするものなのです。最後の最後でやっぱり別の語句に差し替えたくなったり、私だけかもしれませんが。モニター上で好きなだけ直した上で向こうの指定仕様に打ち出せればいいのですが普段、パソコンの上でもメモ帳しか使って/使えて
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