スニーカーショップでへそを曲げる/番田 
 
るしいように感じられる。激しくないのは政治や文化への関心の方であって、全体の流れに心を奪わがちになってしまう傾向の方が顕著に見られる。


損なわれるものの方が多いような気がしてならない。紅白歌合戦でも司会者などを全員交換してしまうのも新しいのだとするイメージを損なうだけである。



日本以外の国は外国なのであるーー。そういった同化することへの抵抗が国としての存在を主張しようとしているのだが、建造物で言うところの京都などの仏閣を指しているのかもしれない。ああいった建物が身の回りに多く建ってくればその形状や特徴をふまえた上で、今年のバーゲンセール時期を控えている年末だからこそ、もう少し精神的な意味における個性を外国に対して自ら主張していけるのではないかと私は考えているのである。身の回りに存在する様々なデザインに気を配ってみても、参考になるのである。


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