原石?/Giton
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うんと硬いんだ
なめると苦いんだ
目を瞑っても
まだ浮かぶんだ
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夢みたいなんだ
となりにいるのがきみだなんて
あり得ないと思う
きみといるのがぼくだなんて
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だからきみにまた会った
きみとの距離が近ければ近いほど
ぼくはぼくでいられるそして
苦さは消えて少しずつそれが
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融け出してくるきみの声がぼくを
浸しきみとの距離がゼロになると
ぼくはぼくになるきみがいるから
ぼくはぼくなんだ
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そして会わないと会いたくなるそれを
「好き」と言おうか
きみはぼくのきみなんだから
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そして少しずつ融け出すそれを
愛と言おうか
ぼくはいつかきみのぼくになる
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