天体観測/時間が蕩けるアインシュタイン
 
ながら、時には懐かしく、時には真面目に、そして時には涙ぐみながら、きっと決して忘れる事のできない君に対して書いて居る。僕は君とは違って自分には負けずに日々生きて、この世に留まって居る。そして今日、遂に、僕は僕に妥協した。君の事を忘れる事ができなくてもいいじゃない? オーケー、僕は他者に初めて心を開くことにするよ。僕は、六年経った今でも、彼女の事を愛しています。だから、恐らく、当分の間は他の女性を好きになれる事はありません。いや、もしかしたら、永遠にその可能性は無いかもしれません。
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