黄色い車〜〜〜みかんで魚を釣る/ヨルノテガム
 
って待つ女とヤクザの親分の何十年ぶりの再会、お弁当を開けて あぁ とため息を漏らす三橋達也の演技にはゾクッとした それまでのヤクザの親分という一人他の役者とは違った風格というかテンション、緊張感を漂わせているのは 難しい役どころと思われるが何度も見ていて素晴らしいと思った
この二人の存在自体 まるで人形のように ありもしない、無用な、お伽話のようであり、キタノはそれでも それだからこそ 夢を見つづけそれを提示していく。以降のTAKESHIS’(2005)や監督・ばんざい!(2007)は夢やギャグのシチュエーションが明確だ

くだらないもの、意味のないもの、わけのわからないもの、無駄なもの、これらはとてつもなく無限の力であり、われわれはそれらにこそ価値と意味を想像し創造したがる者だ













つづく













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