/くゆら
あなたが誰と手を繋ごうが
あなが誰に合鍵をあげようが
あなが誰を助手席にのせようが
あなたが誰とｾｯｸｽをしようが
もうわたしには関係ないのだ
だってわたしは過去の女
あなたのキスもｾｯｸｽも
意地っぱりも
冷たいものを飲むときに
目をフクロウみたいに
見開く変な癖も
お尻にホクロがあることも
可愛い出べそも
いっぱい
いーっぱい
知ってる
関係ないなんて
思ってない
嫉妬に狂ってしまうから
お酒をのんで
そう言いきかせる
本当は
心のずっとずっと奥で
今にも消えそうな灯が
少しだけともっている
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