49/緋月 衣瑠香
 
快晴とは程遠い 灰色の空
本日 あなたはついに最愛の人の隣で永遠の眠りにつく

見守りにいけなくてごめんなさい
あなたの娘とその夫が
私の分も あなたが永遠に眠りにつく姿を見ています

あなたは知っていますか
あなたの娘はあなたが旅だった夜にしか私の前で泣かなかったのです
あなたの安らかに眠る顔にかけた言葉は
「待っててねって言ったのに」

病室での約束
私と兄を最期に会わせにくるから待っている
結局 私のせいで約束が守れなかったのです
ごめんなさい
最後の最後で祖母不幸です

人は残酷だと思いました
体よりやや大きい木の箱にあなたを入れ
久しくしていない化
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