三年後は?/はるな
 
んのひとが生き続けていくのがわからない。どうしてみんな生きていられるんだろう?なにがあって、生きていられるんだろう?
そういう疑問を一日ずつ積み重ねていって、いつの間にか年をとっているのもおそろしい。何にも解決しないまま、二酸化炭素を吐きだして、ごはんをたべて排泄をして、笑ったりして、悪いことなんてしてないみたいな顔でしぬのだとしたら、そんなの、ない。

ぞっとしながら、知らないふりをして、とりあえずを生きている。誰かの意見はしらない。人は生まれたら、死ぬまで生きているのはみんな同じで、そのことにぞうっとする。それは恐ろしく不平等なことだ。どうして世の中に幸と不幸が生まれるのかって、その圧倒的な不平等によるところが大きいと思う。
考えてると、ぞっと、するので、もう寝ようとおもう。
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