人格的な、入道雲、青い空 mixi日記より/前田ふむふむ
す。
駐車場の東側は、母が台所で食事を作っていた所だ、西側に父の部屋があった。
当時、珍しかったテレビが僕の家にはあり、近所の幼い悪友数人といっしょに、ガヤガヤと騒ぎながら見たものである。とても懐かしい場所である。
確か十八年くらい前、この場所に来た時には、
まだ、木造の家が建っており、誰が住んでいるのか分らなかったが、家の中に灯りが燈っていた。その後、取り壊されたのだろう、いまはその痕跡は全く無く、
自家用車が3台、整列して停まっている。
僕にとって、この駐車場は、単なる狭い駐車場ではない、ここには、今も、僕の家があり、
僕の家族五人で住んでいるのである。やがて、僕が
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