むっつ、夏がおわるのうた/
はちはちよん
すきだよ、とあなたが言えばそれだけで あたしはてんしになれるのだけど
「うそみたい、うそみたい ねえ」涙目で星降る空の下に立つきみ
ほんとうは何も知らない僕のこと 夏が過ぎても好きでいられる?
とうきょうにわたしが帰る時間には絶対おでかけしてるばあちゃん
どれほどの痛みとしあわせ ばあちゃんの爪は黒くてかたい宝石
短パンも砂浜のゴミもあのキスも夏という夢をみていただけ
戻る
編
削
Point
(3)