空色/離衣
温かい蒼がとても晴れやかで
眩しい日差しがぼんやりして・・
そして
歪んだ世界を包んでいくのが
私にとってはちょっぴり嬉しくて。
ぽかん と、浮かんだ丸い雲
雲の隙間からかすかに見える
蒼く、透き通った空色
世界の中心に立って居るような気がして
心に向かって響きあってる光が眩しくて――…
そして 君に想う気持ちが押さえられなくなった時
この想いを空に打ち明けるんだ
地平線のように、まっすぐな愛を。
きっと明日は空の表情(かお)は今日とは 違うだろう
時には哀しいアメも降らせてくれる
空色は水色だけじゃないから
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