俺の探検/日雇いくん◆hiyatQ6h0c
入ると風俗でもいいから接してみようかと毎月思った。
しかし怖くてそこから一歩前に出ることが出来なかった。
結局金は毎月生活費とAVエロ小説エロマンガに消えた。
そうこうしているうちに年月が過ぎた。
気がつくと三十まであと数年というところまできた。
どうしたらいいんだどうしたら……。
俺はこのまま朽ち果て死んでいくのか……。
気が狂いそうだった。
そんな時だった。
一本の電話がかかってきた。
出ると高校時代の同級生だった。
山本という男だった。
クラスメイトだったが話をした事はなかった。
まったく普通の目立たない男だった。
そんな男がなぜ俺
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