死神博士のお化け屋敷/atsuchan69
 
ひとり思案をしたが、
「大丈夫じゃ、わしも一緒に手伝うから」
ふと真横に眼をやると、さっそく紫の光を帯びた死神博士がいた。
とっさに・・・・頭では理解できているものの、身体が寒気を覚え、なぜか鳥肌立ってどうしてもこの「超常現象」ってやつには拒否をしてしまう。
――思わず、
「わ、わあ! 幽霊だぁ〜」と叫んだ。
そして私は、ムンクの叫びのような顔になって一目散にその場を逃げだした。









 




戻る   Point(5)