大好きな詩人を紹介してみます 「萩原朔太郎」/非在の虹
まつ白い共同椅子がならんでゐる、
そこらはさむしい山の中で、
たいそう緑のかげがふかい、
あちらの森をすかしてみると、
そこにもさみしい木立がみえて、
上品な、まつしろな椅子の足がそろつてゐる。
いく人かの詩人をここで紹介させていただきましたが、これでいったん終わりとします。
詩人たちは物故者のなかから選ばせていただきました。
なんと偏狭な読書と思われるかもしれませんが、ほんとうに読んだという実感が自分自身あるのは、紹介させていただいた七人だけです。
(海外の詩集がふくまれていますが、ぼくにとって重要な一冊だったので、バランスを無視していれました)
たしかに他にもいろいろ読んでもみ、詩書も持っていますが、けっきょくこの詩人たちになってしまうようです。
不勉強をたなにあげての感想文ですが、読んでくださりありがとうございました。
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