借りた詩集 西條 八十全集/ふるる
しく
これを追っていました、と。
(西條 八十全集第一巻 詩集 「美しき喪失」より)
わぁ〜どっちもめちゃさびしい。つうか、「さびしい」と「青白い」が両方使ってあるわ。だけどどっちもすごい完成度。完璧ですね。私も、もっと短い詩で勝負したらいいと思うよ。すごい好きな人の顔、表面を見ているのに、なんもわからなくてさびしい、何千と詩を書いておきながら、懐から出すのは蝶の死骸。人を分かろうとすること、美しいものを追いかけること、の空しさってものが胸にきます。でも、彷徨わずにはいられないし、追わずにはいられないんだな。詩人の業ってやつでしょうか。仕事、か・・・。
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