地軸/捨て彦
 
け暮れても使い切る事の出来ない富を手にしていた。そんな折友人からの誘いで無人島に旅行に行った。その島には一つの大きな休火山があり、皆でその山を登山した。その際おれは頂上近くで足を踏み外し、ものすごい勢いで転落していった。地面にものすごい勢いで叩き付けられそうな寸前で、おれはそのときすでにサイキックに目覚めていた。その驚異的な力によって危機は全力で回避され、またそれらの諸々が原因で地球の地軸がわずかにずれた。



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