現代思想に関するスケッチ（2010/05/04）/藪木二郎
の個人的な記憶の問題でしょう？ 例えばフッサールを批判するなら、やっぱりフッサールを読んできてくれないと、話にならないなあ！」
なんていう風に片付けられちゃって、まあ敢えて言えば、記憶や証言ではなく、もっと具体的な文献上の証拠を──、ってことになるんでしょうけど……、でもまた、ドクサだとか幻想だとか、パラダイムだとかなんだかとか、別の背景も勘案しないと、「素朴実在論レベルのヒト」にされちゃうわけでして……。
それにその先生方だって、内ゲバの記憶越しのスターリニズムの記憶を敷衍して、ヘーゲルを語っちゃったりナチズムを語っちゃったり、更には近代や西欧を語っちゃったり……、しちゃってたようす
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