現代詩/山崎 風雅
 

 曖昧ないいまわしで、あるようなないような現実と空想

 好い加減な理想

 想像よりも哲学よりも崇高な理念よりも
 
 木目細かい美しい言葉の旋律 調和 そしてユーモアに

 目や心が惹きつけられる


 よく考えられた言葉の羅列

 時にパズルのようで

 何かの叫び

 時にやつ当たりのようで


 それは幼稚的で
 それは日本的で
 それは現代的で
 それは人類的で


 それに先々への眼差しが感じられたら

 きっと
 少しは素敵



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