ぽえりんこ大会へ向け一歩半/藪木二郎
 
そういうものを語るに当たっては、お前には躊躇いがなさ過ぎる。

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 お前は定義できない何かがあるということに関して、全く無感覚になってしまっている。
 お前に感じられないものは初めからありはしなかったのだと安易に考え、お前は自分自身の狭い世界に、安住してしまっている。
 お前のその態度は、定義はできないけど確かにある何かに対して、臆病であり、卑怯である。


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 これらを同時に、それも同じようなひと達から、言われ続けていた訳です。ひどい話でしょう。

 確かに矛盾だとは言い切れませんね?
「その『何か』についての勇気を持て! だがそれについて語る時には躊躇いを持って、更に、自分自身を『開く』ようにして、語れ!」
 ってことなのでしょうから……。
 とはいえ「そう言っているあなた達は?」、などと考えてしまうと、やはり……。


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 現在、もう少ししっかりとしたものを執筆中なのですが、引用するつもりだった本がもう図書館から消えてしまっていまして……。
 それでは、失礼します。
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