詩の書き方を求めて/岡部淳太郎
方法論など持ちようがない。詩と同じく世界も広くて奥深い。私のような未熟な者に、そう簡単に掴み取れるはずもないのだ。
私は今日も、詩を書きたいと願いながら書けずにいる。それは詩を通して見る世界の姿が、私にとっていまだに謎めいていることの新たな証明であるのかもしれない。
「横浜詩人会通信」No.274のために書きながら、与えられたテーマからずれていると自ら判断してボツにしたもの。いつもの自分の散文に比べて短いのは字数制限のため。
(二〇一〇年二月)
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