誰かおしえて/猫のひたい撫でるたま子
一体なにを間違えてここへやってきたのか
繰り返される過去のお話
こころを開けばよかったの?
あんなに居心地が悪かった甘ったるい結婚は私を幸せにしてくれた?
「生きていくかどうかなんて考えてはいけない」
私の暖かいとこ、私の上を向いて笑うくせ、なにもなくなった
「あなたを絶対にとりこぼさない。」
私が好きだった女の子は本気でいった
「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」
私を嫌いだった女の子が嬉しそうにいった
私が負けたのものは この終わりの見えない屈辱は
私のせい、なにもなくなったのは、私がいなくなったせい
音楽にすがって生きてきた
あなたに認められたあの子と話せば何かがかわるの?
涙ながして、こなせない約束を、またしてもいいの?
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