中二病患者からの反論 (走り書き/結城 森士
かったとはいえ。
初めてインターネットに文章を投稿したことを覚えている。
あれは16歳だった。
そして、「言語には限界があると思う」というタイトルだった。
わたしは、14歳から悩み始め、16歳で既に言語の限界に気づいていながら、23歳になるまで何一つ改善しようとしてこなかった。それが悔やまれる。
なぜ気づいてたのに、調べようとしてこなかったのだろう。
人生が過ぎ去るのは早い。
この現代詩フォーラムというサイトにも、中学生や高校生はたくさんいるだろう。
もし万が一この文章を読んだ奇特な方がいたら、どうか早いうちに色々と考え、突き詰めてほしい。
考えられるのは、若い僅かな時間だけだ。
進学校とか、偏差値とか、そういうものだけに捉われないでほしい。
そして、若いうちに絶望しないでほしい。
今思えば、絶望は逃げだ。
おれも、今逃げているだけかもしれない。
自分のために、もう一度、繰り返したい。
絶望は逃げだ。
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