アルフォンソ・サノヴァビッチ4世についての覚え書き/salco
 
  元サーカス団員、元俳優。自称哲学者、思索家、表現芸術家。
  1917年12月25日(出生届では同年8月3日)イタリアのジェ
  ノバに生まれる。2003年7月2日没。
  母親は巡業劇団の女優。真偽は不明ながら父親はポーランドの亡命貴
  族と言われて育ち、本人も後にサノヴァビッチ侯爵を自称。本名はヴ
  ィットリオ・アルフォンゾ・ティッツピアーノ。
 
「敬虔なカトリック信者である母の原罪意識に配慮して胎内に胴体を置い
て来た」為、両側頭部から生えた手首から先と顎関節下から出た足先(踵
はなかった)で器用に生活した。その歩く姿は正に節足動物さながらであ
ったので、名を知
[次のページ]
戻る   Point(2)