希望/ハツ
ああ、わたしほっとして、静かにしていた、一日中未来をながめていた、、
(そうして素敵なことを思い出したりしてユビサキが痛くなった)
(ゆきがふっていたのだっけ)わたしはきっと、一度も愛してはいなかったのだ、と考える、
あれから、遠くにあった世界が、(いやまだ遠い)いやもうわたしは片足を、(いやまだ遠い)いやわたしは確かに…、、
これからの、明日はきっと、輝いているだろう、、(それでもわたしは鬱向いているだろう)輝いているだろう、、(それでもわたしは目をふせているだろう)
ああ、わたしきっと忘れてしまうのだ、、(ただそれはきっと無限に有限な世界の美しいことを考えているのだ)
きっとわたしは世界を、無限に有限な、世界を、(愛しているだろう)知るだろう。
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