未だに僕は戦争を悪だと断定できないし、もちろんテロについても。/ブライアン
ることに直結する。
かつての美学は、消滅する。決死の覚悟は希薄になり、延命を賛美する。
プシュケーは横たわっているがそれについて何も知らない。
騎馬隊から下りた兵士達が除く、塹壕の外。ライフルを構えたその先には、決死の覚悟が薄められた兵器がある。次ぐ世界大戦ではもはや、人の形から遠く離れた機械が、人の命を奪いに来る。
飛行機、戦車、大砲、原子力爆弾。
戦争は美学を失い、殺すことが目的となる。
そして、冷戦。
プシュケーは横たわっているが、それについて何も知らない。
これから、目覚めうることはあるのだろうか。
9.11のテロから続く、テロリズムへの憎悪。
政治的声
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