まどわく/窓枠
型通り
に、設計されたのだとしても
神様の説明文
に、従順したりはしない
(いっそ、部屋の窓をぶち壊してしまえたのなら、どうかしら。とても、清々しい朝日を拝めるのかもしれない。反面で、騒々しい家族会議も開催してしまいそうだから。ちょっぴり、良い子にはしておくわ)
夜もふけてくれば
車のライトはふらついていく
その
一瞬の
後の静けさに眠る
鼓動を抱きしめたい
そんな
1ページを探して
身を乗り出してでも
わたしの見渡せる範囲で
愛せられる距離で
まどわく
わくわく
まどのそと
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