まどわく/窓枠
夜光の界隈は大人の情事
そんな恥ずかしいこと
言えるはずもなく
わたしの
視力が役立つ範囲は狭い
それにしたって
腰をおっことしてまで
見る ものの価値ほど
十二分にも
役目を発揮しているのだと
わたしは思います
街中にちらばる人影
路地裏からしか入れない
寂れたビル群
なにもかもが成長途中
まな板と勢を張れるほど
ぺったんこな
わたしのおっぱいでも
努力だけは惜しまず
「希望はあるのよ!」
そう思うことで
堂々と生きらていられる
そろそろ
いえ そもそも
枠なんてものを
取り外してしまいたい
たとえわたしが型通
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