二兎を追う/籠球太郎
 
 
『二兎を追う者は
 一兎をも得ず』
誰でも知っている
ことわざです。

何かを手にして得ようとする場合は、
二つ以上のものを追っても、
結局、どちらも得ることは出来ない。

だから〜
得ようとするものは…
ひとつにすべきである。

問題は〜
「得ようとする」
行為なのでしょう。

欲する何かを得るためには、
ひとつに絞りなさい…
との教えだと思います。

つまり〜
それは、
「生き方」の話しではないのです。

では…
二つ以上の生き方など
あるのでしょうか?

私は〜
普段は仕事をして、
土日は子供達の
スポーツのコーチをしてい
[次のページ]
戻る   Point(1)