ショートレビュー・サンデー+++ましろい朝に、/ことこ
 
ひとつに敬語の使い方、がありますが、特にこの詩における「くださる」のうつくしい輝きは、目を見張るものがありますね。
 「妖精」「セロファン」「ペン先」「眼差しの泉」「氷つぶ」ひとつひとつの言葉がとても繊細で、手に触れるのも思わず躊躇われるような、うつくしい結晶と、その奥でねむる「わたしの夜」の満たされないかなしさが、印象的な作品です。


◆はしばしからふるひかり / あすくれかおすさん
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 「けどさー、鮭ってもとはひとつじゃん?/フレークのひとつって何よ?」ここ、かっこよくてぐっとくる。細胞
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