Renaissance/月乃助
 
っても
手を握った、夢だと想っていたのに
きみへの梯子に足をかけて
またそれに上り始める
痛みがあったって気にしない
脱ぎ捨てるのでも、あらたに身にまとうのでも
きみへの言葉の意味を追いかけるのでもない
違った流れ込む光りのその先の 小さな明かりを
巨大なレンズで拡大してみる
光りを集め始めるそこから、次の言葉が生まれるてくるはず
怠惰と、繰り返しにいい加減にあきあきしているなら
ほんの少しのいきおいで きみを求めても良いよね
あの頃の僕にもどって
一緒に歩いて行ってくれますか
愛しいのなら続けても 
遊びなんかじゃないんだから だったら
合図をしてくれないかな
気づいているよって、





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