Renaissance/月乃助
かなわないなんていっても
あきらめない
いまを乗り越えるんじゃないんだ
自分でも知らなかったつぎの覚醒
だめだって言ったって 僕は夢中だから
きみのすぐ横にいるならできそうで
いままでの中途半端な気持ちを、
昔の想いなんて、放っておけばいいんだから
勇気って、大それたものなんか必要ない
それは壊れた巨きなテレビのように 部屋のなかで
場所ばかりをとったりするだけ
まじテンションあげよう
復活したいのなら 思い出すだけ
あの頃のことを、好きだったと胸をたかならせた
まっすぐな、教室の光りがあふれる
きみの長い髪と赤い携帯
忘れてなんかいないよ どんなに時がたって
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