『批評際参加作品』私が読みたい詩-実存と世界性/ダーザイン
 

カン・チャン・リルダだ。忘れるな。俺が影を失くしてから十年が経つ。」
 このように重たい鉈で叩き付けるように終える話者の口から、きっと異形の花々が咲きほころぶ事だろう。

 触れたい詩人は山ほどいるのだが、もう時間が無いので現代日本最大の詩人・文人コントラさんについて触れて最後にしたいと思う。
 http://bungoku.jp/monthly/?name=%83R%83%93%83g%83%89
 コントラさんは、光冨さんが切り開いた新世紀文学の大道を突き進み、現象学派とでもいうべき文学の新境地を開いた文学史的な英傑である。彼の作品、言説ともに、文学極道のテーゼである。世界性、モダ
[次のページ]
[グループ]
戻る   Point(4)