真実とは/籠球太郎
 
 
彼は言いました〜
真実について…

「どんなに
 辛い真実でも…
 隠されるより
 マシです。」

それを何気なく聞いていて〜
深く思ったのです。


嘘で隠された真実に
笑顔で応じる自分が

その真実を知ったときに〜

とるべき行為は怒りでしょうか?

悲しみでしょうか?

いいえ…
それを信じたくないという〜

その真実を受け入れたくないという…
絶対的な鉄のカーテンで覆われた心の想いでしょう。

真実を隠して生きて行くこともできると思いますが…

それは〜
心の刺となって痛みを感じながら生きているのでしょうか?

その刺の
[次のページ]
戻る   Point(0)