真実とは/籠球太郎
彼は言いました〜
真実について…
「どんなに
辛い真実でも…
隠されるより
マシです。」
それを何気なく聞いていて〜
深く思ったのです。
嘘で隠された真実に
笑顔で応じる自分が
その真実を知ったときに〜
とるべき行為は怒りでしょうか?
悲しみでしょうか?
いいえ…
それを信じたくないという〜
その真実を受け入れたくないという…
絶対的な鉄のカーテンで覆われた心の想いでしょう。
真実を隠して生きて行くこともできると思いますが…
それは〜
心の刺となって痛みを感じながら生きているのでしょうか?
その刺の
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