365分の1としてのクリスマス、あるいは本のカバーについて/robart
、カバーをしていようともそれを購入した。そしてカバーを外して捨てた。僕は長い間それを正しいと思っていたし、もちろん今も色合いが何よりも優先されることには変わりがない。
話をまた少し変えたいと思う。ボブ・ディランについて。最後にはきっとつながるから焦らず付き合ってほしい。
中学生のときにサイモン・アンド・ガーファンクルとボブ・ディランのCDを借りた。サイモン・アンド・ガーファンクルはとても気に入ったのだけれど、ボブ・ディランはダメだった。全くダメだった。何がいいのかわからなかった。退屈で、古くさくて、2、3曲聞き流してそれっきり聴かなくなった。高校時代も何度かディランの歌を聴くことが
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