インド旅行記5(ジャイプール→アーグラー)/チカモチ
 


夕方、ホテルの屋上で景色を眺めていたら、恰幅のいい男性に声をかけられました。
もうどこかまわったのか?と聞かれ、今日到着したばかりだからまだどこにも行っていない、と答えると、川の向こう岸から見る夕暮れのタージマハルが最高だから、よかったら今から見にいかないかと誘われました。

この国では落ち着いて何もできやしません。公園で本を読んでいたら子どもたちにお金をせびられ、屋上でたたずんでいればこんな風に声をかけられる。そりゃそうだ。大富豪・日本人の女の子が一人でほっつき歩いていたら、放っておかないわけがない。

でも夕暮れのタージマハルは魅力的だったし、ホテルにいる人だから悪い人ではない
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