はしばしからふるひかり/あすくれかおす
 


青い、窓は6時台、大きめ自動車/の過ぎる音、宅配、動き出す鳥たち、
短いリズムで返答、背中に抱えてる物差しを長考、
誰を、誰が始めたっていいだろう、次の行く先では、誰だって、夜に、いなくなる。




朝食が、東から、光を浴びるまで
小さい雲の成り行きを待つ
箸をとめることは
本能をとめること
ひとつずつほぐしてみたらいいんだよ
きみたちのその、鮭フレークを分解して、
ひとつひとつにしたらいいんだよ
けどさー、鮭ってもとはひとつじゃん?
フレークのひとつって何よ?
ひとつって何だ




産後間もない今日という日が
みるみる育って
もうひ
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