第4回批評祭開催にあたって/相田 九龍
 
係のゴタゴタが、無くなることはないにしろとても減りました。
 しかし書き手が離れることによって、残念なことに有効な批評は減り有効な合評や意見交換も減りました。私はその状況に強い危機感を感じました。このまま詩の現場で詩が語られない状況が続くと、有望な書き手が早々に詩自体から離れ続けることに繋がるのではないでしょうか。そしてその現象は現代詩フォーラムに限らず多くの詩サイトで起こっているように思います。
 その現状を鑑み、このたび第4回となる批評祭の開催を決めました。今思うと、私が開催した第2回、第3回の批評祭も同じような理由だった気がします。




 批評祭は2007年4月発行「詩と思
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