別れの灯り/月乃助
 


テーブルの上には、
分からないことばかり
整然すぎるほど あふれ
どれが なになのかを
さがして、時間を費やすけれども
けしてそれは、愚かなことなどでは
ないのです。



【 出て行くから 】
 

すき間からやってきた、
――― 宣言は唐突に、すぐに重さを増し



いつまでもスタンドの明かりを
好きなように消費しながら、
雪のなかにうもれるように
ふしぎと完全に不自然な調和が、たもたれる
失ってしまったら
私の半分が死んでしまう
寸分と狂うことなく分けられたそれが
私から消え去るようにして
さよう なら
なくなってしまう
残され
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