芸術とエンターテイメントの対立に関して メモ/結城 森士
 
なげ方は、○○より▽▽の方が良いと言ったとする。
そして、批評家Bも 映画「××」の☆☆のシーンにおけるカットのつなげ方は、○○より▽▽の方が良いと言ったとする。
更に、批評家Cも、 映画「××」の☆☆のシーンにおけるカットのつなげ方は、○○より▽▽の方が良いと言ったとする。

すると、映画の手法としては、「○○ではなく▽▽の方が正解である」と解釈されてしまうことが多い。全く馬鹿な話だ。

映画の手法に正解があるわけが無い。芸術の表現方法に正解があるはずも無い。
しかしエンターテイメントであり、商業であることが前提である映画は、表現方法に正解を出してしまうのだ。
『商業である以上、
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